いよいよ「春」を迎えます
2026年02月11日 17:26
いよいよ「立春」を迎えました。昔の月の暦であれば、正月は1月中旬~2月中旬と幅がありますが、おおむね立春の頃が正月で、「初春」「迎春」の実感はこの頃ならぴったりですね。
立春は春の兆しが出てきますよということ、なるほど、晴れていれば太陽の日差しは少しづつ力強くなってきています。日も長くなってきています。つまり、冬至より陽気が少しづつ強くなてきている。春分の日に陰気と陽気の強さが逆転するので、春分の日以降、すっかり春めいてくることが実感できるかと思います。今は、陽気が強くなったとはいえ、陰気がまだまだ強いので、そのせめぎあいが強い季節です。
春一番が吹いて、3月4月の暖かさになったかと思えば、寒波が来て真冬に逆戻り、1年で一番寒暖差が激しいのもこの頃です。寒気と暖気の狭間で低気圧が発生し、風が強くなったり、荒れ模様の天気になる。この状態を「風」といい、身体に様々な障害をもたらすのが「風邪」です。「かぜ」ではなくて「ふうじゃ」です。もちろん、こうした天気の時に「かぜ」もひきやすくなります。
風邪とは、かぜ、頭痛、めまい、耳鳴り、首コリ、肩こり、関節痛、神経痛、リウマチ、寝違い、顔面神経麻痺、皮膚湿疹や吹き出物、脳卒中などなど、様々な病変を引き起こします。脳卒中は「脳が突然、風邪に当たる。」という意味です。脳卒中のことを「中風」といい、風邪に当たるという意味です。
低気圧が通過前は、南から暖気や湿気が流れてきてむ~んとして暖かい感じがします。その後、強い雨風がきて寒気が北から降りてきます。このような、暖湿気と寒気が入れ替わり、体調が激変することを風邪に侵されるというのです。つまり、「陰」と「陽」がぶつかり合うので、このような状況は一年中起きますが、特に春が激しいのです。
「陰」と「陽」が調和していない人はこの風邪による体調異変を起こしやすいです。「陰」と「陽」というと、非科学的に聞こえますが、自律神経の交感神経と副交換神経の交代がスムーズに行われない、自律神経失調症の人を示しています。突発的に体に異変がおこったり、寒暖差に体がついていけない人は、推拿などで「陰」「陽」を調和させることで徐々に体調がよくなっていきます。それは、徐々に日が長くなったり、太陽の日差しが強くなってきたと感じるような様子で実感できるはずです。
